2005年01月28日

資本提携のない現場でどう働くか?

fac14.jpg

名前: 北京初心者
年代: 35-39才
性別: 男

■ご相談内容
いつも、ちゃいすぽを楽しみに見ております。
さて相談ですが、現在、小生は製造メーカー(工場)に勤務しており、4月より、北京に駐在になることになりそうなのですが、その駐在先というのが、弊社の製品を売っている現地の代理店(資本の提携無し)で、製品の売上げを伸ばすため営業サポートに行けというものです。
しかし、その代理店のスタッフというのは、日本語を話せるものはおらず(何人かが英語を話せるという状況)、小生は多少の中国語が話せる程度です。
まず、このような状況の中、いかに道を切り開いていくか苦慮しております。
又、会社としては、Fビザで長期駐在で行けと言っております。
4月まであと2ヶ月あるので、何かいいアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。

■北京に駐在している方のほとんどは、日本の本社から「肩書」を貰って赴任されています。
20代で総経理という「肩書」を与えられて仕事をしている人もいるぐらいです。
中国では、この「肩書」が非常に重要になります。
ラストエンペラーでもそうですが、皇帝という「肩書」を持っている人間なら、例えそれが子供でも従わなければならないという考え方が中国人にはあります。

今回ご相談頂いた北京初心者さんの場合、資本の提携がない現場に放り込まれる訳ですから、そこではなんの権限もない事になります。
この環境は正直な所、かなり厳しいと思います。
言葉が不自由な事というのは時間が解決してくれますが、自分のポジションというのは時間では解決できません。
自分が前向きに動く事によってのみ解決される事です。

具体的な解決方法としては、日本から派遣される際に一回りも二回りも大きな役職をつけてもらう。
これによって、中方のあなたを見る目が変わります。
一番簡単で子供じみた方法ですが、このメッキは初期段階では役に立ちます。
次に自分の仕事をしっかりやる事です。
営業サポートという仕事に甘んじるのではなく、自分から率先して成績を残す必要があると思います。
現地スタッフよりも製品に精通し、中国市場においてどのような売り方をしたら良いかを見つけ出し、それをマニュアル化します。
現地の営業スタッフに良く売れる方法というのを伝授していき、現場スタッフが良い成績を残せるようになれば、資本関係のない立場でも現場から尊重される人間になると思います。

ゲストという立場で甘んじるか、それを乗り越えて中方スタッフから仲間として認識されるか否かは、北京初心者さんの頑張り次第です。
4月までのあと2ヶ月、自分なりにどう売ったら良いのかを研究してみて下さい。
posted by Sugar Heel at 14:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 店主の悩み・質問相談室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
正に店主さんの仰るとおりだと思います。
私も合弁ですが従業員250名ぐらいの会社に、日本の本社から「課長」と言う肩書きをもらってきましたが、こちらで「課長」と言う肩書きは何の役にも果たしませんでした。私の意見は単に「参考意見」です。
Posted by 重慶棒棒 at 2005年01月28日 15:57
いつも楽しく読ませていただいております。ありがとうございます。
昼も夜も働き、このサイトを維持する為には相当体力だけではなく、知力のある方だと感心しております。
このコーナーのタイトル、店主の悩み・・・・
何か店主が答えるのではなく、店主が悩んでいるみたいです。
揚げ足取りのようですいません。これからも頑張って続けてください。北京の冬は経験ありませんがお体に気をつけてください。
Posted by ロートル at 2005年01月28日 16:18
自分も常に悩んでいます。
相談を頂く事により、自分にもプラスになります。
回答しながら自分自身を見詰め直すコーナーでもあるので、お気軽にどうぞ。
Posted by 店主 at 2005年01月28日 16:35
肩書きは最低経理(部長)が必要でしょう。
又、ビザは日本でFを取得するよりも、香港で
1年間有効のマルチのFビザを取得するべき
です。
都市によっては、Fビザで所得があると
問題が発生する事もありますので、事前に
北京の事情を調べた方がいいでしょう。
Posted by 桂林米粉 at 2005年02月02日 03:04
精神論ではなく、実務的にアドバイス頂きまして、ありがとうございました。
Fビザで所得のある場合というのも問題ですね。
Posted by 店主 at 2005年02月02日 18:34
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